アサヒビール(株)池田社長の話

しもつけ21フォーラムに久々に参加する。

日時:2007年7月10日17:00〜18:30
講師:アサヒビール(株)代表取締役兼CEO 池田弘一氏
演題:「スーパードライ20周年と現場主義の経営」

会社の危機を乗り越えた経営者の本音が聞けた。
大変良い話しだった。

かいつまんだ内容

・栃木に事業所が4カ所あって、栃木で大量に取れるビール麦を
 使って生産している。

・アサヒビールの前身は明治22年創業の大阪ビール。ブランド
 名が アサヒビールだった。

・1985年、創業100年のころは、アサヒはシェア9.6%
 で存亡の危機だった。

・住友銀行から来た村井社長が一生懸命CIをやった。
 お客様の視点でビールの味を見つめ直す。→今までやっていな
 かった。

 当時一番のキリンは63%シェア、にがくて重いビールだった。
 消費者調査5000人(東京大阪)を当時初めてやって分析した。

 「コクがあるけどキレがある」ビールを目標に開発始める。
 技術陣 との衝突。

  アサヒ生ビールを売り出す。宣伝費用捻出に、創業の地を売る。
  シェア12%に伸びた。ホット一息。

・樋口社長の時代

 もっとキレのあるビールを求める。
 スーパードライを開発→バカ当たり。缶ビールの生はアサヒ
 が最初。
 初めてアサヒが先行者利益を取る。
 人の味覚は食事の変化で変わってきた、そこに目をつけた。
 ビデオ会議を始めた。

・昔は企業名がブランドだった。今は、使用目的に合わせたブランド

・崖っぷちだから改革ができた。

・瀬戸社長の時代

 鮮度重視。製造20日かかっていたところを10日に、翌年
 5日に。
 ここで他社と差別化をはかる。

・S38入社のころ、初任給2万円のところ、ビール1本150
 円だった。

池田社長の教訓

お客様の目線でものを見ること。
等身大の自分を忘れるな。

社員は社長の言葉を拒否している。言い続けなくてはならない。

企業経営は常に変わっていく
posted by 経営し隊 at 15:21 | 会社経営

資本主義の精神

もともと資本主義はの精神は中世の修道院の中で産まれた。

中世修道院の厳しい禁欲の倫理の元で産まれ、宗教改革後
は信徒の貧乏な鍋の修理屋さんなどの職人たちが、かねも
うけのためではなくて、天職として社会のために専念した
という。

こうして資本主義の中心的精神である勤勉倹約等の徳性が
形作られていったのである。

中世ヨーロッパでは、商人の暴利は倫理的に最大の悪事とさえ
考えられていたそうだ。

無駄な消費はしない・
獲得した富は隣人愛、公のために役立てようとした。

それが産業革命を境に、仁義なき利潤追求を是認する資本
主義の精神に変わってしまった。

ウェーバーは、
「土台に倫理がなければ、単なる貨幣の操作からは健全な
資本主義は生まれてこない」と言った。

新渡戸稲造は、
武士道の基本的支柱を「義」に置いた。
義とは、不正や卑劣な行動を自ら禁じ、正義を遂行する
精神である。義を踏み外せば、武士道にもとる卑怯者
として糾弾された。明治維新後も「和魂洋才」として
「和魂」を残した。

会社を起こす、創業するに当たっては、こんなことも
知っておいた方が良いでしょう。
posted by 経営し隊 at 14:54 | 会社経営

少年老いやすく・・・・

朱子の有名な漢詩です。
いまさら何?と言われそうですが、初心忘るべからずです。

「少年老いやすく 学成り難し 一寸の光陰 軽んずべからず
池塘の春草の夢 未だ覚めやらずして 階前の五葉 すでに秋」

少年は老いやすいが学問は成りがたい。それ故に一寸の光陰でも
おろそかにしてはならない。さて、池の堤に春草の生い出たのを
夢見て楽しみ暮らしているうちに、いつか階(きざはし)の前に
青桐の葉には、秋風の立つのを聞くようになる。歳月の去ること
速やかなのは驚くべきである。(凱山流詩吟教本より)

経営者も経営者以外の方も、時間だけは平等に与えられてい
ます。
目先のことにとらわれていると、あっという間に日数は経って
しまいます。計画を立てて目標を掲げて行動しないと、振り返
った時に、費やした無駄な時間にあわてるでしょう。

失敗も成功も、目標を持って計画した結果の現れでありたいも
のです。 
posted by 経営し隊 at 11:03 | 会社経営

高橋亀吉先生の話

先生の講演の中で大事な話。

「現象の目先にとらわれずに経済的な意義に着目しなさい。
現象には『異常と変化』という見方がある。
異常は事態がどんな波乱が起きようと必ず元に戻る現象、
一過性のもので心配するものでもない。

 しかし、変化という事態は抑止不可の現象で中長期的に
次の場面に推移して、絶対に元に戻らない現象で、早く新体制
に対応することが求められる。

 現在起きている現象が『異常か変化か』を早く識別するこ
とが勝敗の分かれ目だ。」


石油ショックは変化の現象だった。

地球温暖化現象は?

少子化、高齢化は?

地震の恐怖は?


『異常か変化か』考えてみると、ビジネスの行方が分かる
ような気がする。
亀吉先生ありがとうございます。
posted by 経営し隊 at 08:19 | 会社経営

変えていくことと変えてはならないこと

会社は一度作ってしまうと環境変化に対応して勝手
に変わっていくことはありません。

社会は動いていますから、環境変化に会社の方向を
合わせていかないと、会社は社会から取り残されて
いきます。社会の変化に合わせて変えていかなければ
なりませんね。

トップの明確な意志で変えていくものです。
「経営理念」は環境の変化に合わせて変えていって
いいものです。

又、

変えてはならないものもあります。
「企業理念」です。これは創業の精神です。
何のために創業者は会社を作ったのか。これは変えては
ならないというより変えられないものですね。
創業の精神は経営者はもとより社員としても忘れては
ならないものです。

創業の精神を何十年もの間、社員に伝え続けていくのはそう
意識してしくみをつくらないと、続いてはいきません。
忘れてしまいます。
経営者の仕事は現在目指している「経営理念」と創業以来の
「企業理念」を明確に伝えていくことです。

前回書いたように、創業者の創業時の思いはきれいごとだけ
ではなく野心や欲望がかなり強いわけですが、会社が大きく
なるにつれ、社会性のある創業精神に変わっていっているはず
です。そうでなくては続いていってないはずですから。

posted by 経営し隊 at 15:38 | 会社経営

創業精神

テーマ:「もっと早く知っていれば!経営ってここが肝心!!」

会社を立ち上げた社長の創業精神は、
野心
想い
打算

だという。決して聞こえはよくないが、実際そうだと思う。
社会奉仕しようとしてリスクの多い安定と反対側の会社設立
に踏み切る人は少ないと思う。
上の3点で会社を創業するもんだ。

会社を普遍性あるものに変えていかないと独りよがりの会社
になってしまう。
普遍性のあるものとは、

「野心」→「
「想い」→「理念
「打算」→「合理性

ただしです。本心は左側、聞こえが悪いので対外的には右側
では化けの皮がすぐはがれる。社員には一発で見透かされる。
これではダメ。一人で会社をいたほうが良い。

社長は、左側と右側を一致させるように徹底的に努力しなけ
ればならない。

経営者と事業家の違いの話も共感した。
どっちが悪いということはない。どっちも必要なのだ。

経営者−−−事業家

善悪−−−−損得
理念ーーーー理論
思想−−−−科学
高道徳−−−商法
商道−−−−経営学
商い−−−−ビジネス
人格−−−−スキル
心の経営−−モノの経営
使命−−−−野心
人を残す−−財を残す
社長−−−−CEO
幸福と繁栄−−−満足と成長
可能性−−−確率
絆関係−−−利害関係
幸福の追求−−利潤追求
左手に論語−−右手にソロバン

経営者と事業家の違いをみごとに説明されている。
創業時から安定するまでは、右側の「事業家」が専攻して
「経営者」が追いついていくという構図がいいのではとの話。

そうだよね。

最初から左側だったら偉いけど、アクセルを思いっきり踏んで
会社を引っ張り上げるには右側が必要だ。

いつもいつも右側だと社会からブーイングが出そう。
会社が安定して社員が安心して社会に溶け込んで社会に必要
な会社になるには、左側をめざしていかなくてはならないん
だよね。

経営の勉強になったセミナーでした。
posted by 経営し隊 at 12:23 | 会社経営

2014年からGDP減

 少子化の影響で2014年を境に確実に日本のGDP
は減り始めるそうです。
人口が減っているのでやむを得ないことです。
明らかに企業の売り上げが伸びなくなるということですね。

2030年になると日本の労働人口は、1972〜3年
くらいの数まで減少するだろうと予測されているそうです。

35年ぐらい前の日本で、私が15才のころをイメージす
ればいいのかな。
ハイテクになってるからイメージがわかない。

人口減少を日本が経験したのは、江戸時代末期までさかの
ぼらなくてはなりません。

そうです。
二宮尊徳の時代です。
あのころの日本は度重なる凶作もあって疲弊していました。

当時の日本の主力産業である農業の収益がまったく伸びず、
税金替わりの年貢米の量を上げると逃げ出す農民が後を絶た
ず、農民も領主も大名もみんなお金がなくて困っていました。

そんな時に、二宮尊徳は、破綻寸前の領地を再興するのに
成功しつづけたのです。
成功したのは1回や2回ではありません。
ものすごい数の領地を再興させたのです。

福島県相馬市はみごとに再興したひとつの例ですが、尊徳翁
は江戸にいて忙しく、一度も現地に行くことなく当地の家老
に指示をして再興させました。
経営コンサルタントですね。

神業です。

江戸時代の出来事と軽く見てはいけません。
今の時代でもまったく応用が利きます。

明治大正昭和の大経営者も「報徳思想」を学んでいます。
「報徳思想」を現代の経営者も学ぶ時だと思います。


posted by 経営し隊 at 16:15 | 会社経営

中小企業家同友会の例会

中小企業家同友会の例会に参加。

報告者:井上 弘氏 (株)エアコンサービス 取締役会長
           東京中小企業家同友会相談役
テーマ:「企業の人材育成の取り組み方、人育ての原点はこれだ」

いや〜いい話だった。大変勉強になりました。

井上さんの会社は44期目。社員60余名の会社。
井上さんは、元は喫茶店のマスター。当時エアコンの調子が悪く
メーカーは対応してくれない。
そこで、四苦八苦しながら地力でエアコンの修理をマスターした。
同じ悩みを持つ地元の商店会から引く手あまたで、今の会社を立ち上げた。

高度成長期時代にはものすごく売り上げが伸びた。その当時は即戦力の中途採用者ばかりだった。
が、
昭和48年のオイルショックで景気が悪くなると、あっという間に社員がいなくなった。
見切りをつけてやめていったのである。

それからは新卒採用主義に切り替えた。同友会の共同求人が威力を発揮。

・会社経営の全てを社員にオープンにした。これがよかった。
・2年目社員には部下をつける。→双方が成長する。
・入社3年たったら自社株を持てるしくみにした。
・社員を信じる。信じ切る。→今までにたくさんの感動をもらった。

正直泣けた。
会社経営の醍醐味と人育ての醍醐味を充分教えていただいた。
井上会長、ありがとうございました。
タグ:人材育成
posted by 経営し隊 at 22:45 | 会社経営

本田技研研究所白石社長の話

しもつけ21フォーラムの例会に出席した。
ここ3回連続出席だ。

場所:宇都宮東武ホテルグランディ
講師:(株)本田技研研究所 取締役社長 白石基厚氏
テーマ:「夢に向かって」〜新価値創造を目指して〜

本田技研研究所は栃木県にある。現在も大規模な研究所増築を
行っている。

研究開発費が、売り上げの5.5%を当てている。なんと5000億円!

ホンダの創業は1946年 終戦後すぐ。
3度の経営危機を乗り切った。
1954〜55年
1970年 N360欠陥車騒動
1990〜94 バブル崩壊

経営危機を、新事業の成功で乗り切った。

1958年 スーパーカブ大ヒット
1959年 米国販売、レース参戦
1963年 四輪車進出T360
1972年 シビック大ヒット
1982年 米国現地生産
1994年 オディッセイ大ヒット

本田宗一郎の夢

1.世界一になりたい
2.世のため、人のために役立ちたい
3.人のやらない事、人に出来ないことをやりたい

故本田社長は、明治35年4月の日本初の自動車レースを新入社員の時に目にして将来は自車でレースにでることを夢みた。

F1レースは世界を転戦して2週間ごとに参戦。
そのつど 結果→分析→対策→実践 のサイクル。
技術者の向上に大いに役だったという。

2006年MotoGP総合優勝

○レースから学んだこと

・高い目標をかかげる
・失敗を恐れずチャレンジ 失敗から学ぶ
・時間を酷使する 最後まであきらめない
・チームワーク

○経営資源のフィロソフィー

基本理念
 ・人間尊重
 ・3つの喜び

社是
 わたしたちは、地球的視野に立ち、世界中の顧客の満足のために、質の高い商品を適正な価格で供給sることに全力をつくす。

アシモの実演を見たがみごとなもんだ。
これからの本格的なロボットの時代を予感させる。

ホンダの原動力は、本田宗一郎から受け継いだチャレンジ精神にある。
レース挑戦による人づくり、モチベーションの高揚はすごいのひとこと。
posted by 経営し隊 at 16:25 | 会社経営

問題を書き出す

会社の経営指針もそうですが、頭の中で考えていること書き出して文字にすることは非常に大切です。

問題はどんどん文字にして書き出します。

頭の中で考えていても事態は動きません。

問題を書き出し、本当に問題なのか、またはそれほどでもないのかを明確にすることです。

問題とは、会社が又は社長が「あるべき姿」としている目標と、実際に起きてる現状との差です。

問題としたものは明確な決意をもって解決するのがベターです。忙しいからと問題を放置すると慢性化して、結果的に大きな損失を招くことが多いのです。

書き出した文字を整理して、いつも眺めていると、不思議なことに解決の糸口が見つかるものです。
posted by 経営し隊 at 16:09 | 会社経営

インドの躍進

NHKスペシャル「インドの衝撃」を見ました。
インド人が理系で優秀な人が多く、世界で活躍しているのは知っていました。

が、

それがイギリスの植民地から独立してからのインドの戦略だったとは・・・・

・インドの人口は11億人。
・バンガロールはインドのシリコンバレーといわれ、20万人のエンジニアが働く。
・インテル・インドには3000人のエンジアがCPUの開発をしている。
・NASAの10人に一人はインド人。

インド最高峰の大学はIIT(インド工科大学)26000人の学生
この大学から多くの人材が輩出されている。

初代ネール首相が独立時に先進国から200年遅れていたインドを発展させるために開いた大学だとという。
数学・科学に特化した教育。

この大学の学生がすごい!

受験者30万人のうち、合格者が5000人。実に60倍の超難関!
全寮制で部屋にはベットとパソコンしかない。
年間75000円の授業料。

学生には徹底的に考えさせる方針だそうだ。答えにたどりつく方法を複数考えさせる。
図書館は夜1時まで開けている。

詰め込みでなくて、徹底的に考えさせる教育がすばらしいと思います。
考える訓練をした人は、どの分野に行っても応用がきく。

インドにしろ中国にしろ、超人口大国がアジアにある。
アジアが目覚めると、世界を席巻するかもしれないね。

この放送で、経営者としての学びがあります。

○徹底的に考え抜くこと。
○答えは一つではない。プロセスをいくつか考えること。
○情報過多はよくない。
○長期戦略は重要。
posted by 経営し隊 at 14:57 | 会社経営

ランチェスター戦略

私の好きな経営戦略書の中に、ランチェスター戦略があります。

戦国マーケティング株式会社の福永雅文社長には、2度栃木県での講演をお願いしました。

福永社長のメルマガは大変おもしろく、2年以上前発行当初から愛読させていただいています。

福永社長はメルマガに力を入れている方で、講演依頼やセミナー参加募集にメルマガを使っています。

このやり方自体、「一点突破」のランチェスター戦略だと思います。

福永社長のメルマガから引用・・・・

●この実務体系を「一点突破7大要因」と名づけました。

理念 
商品戦略 地域戦略 流通戦略 顧客戦略 
集客戦略(空中戦) 営業戦略(接近戦)

この7つです。

本書のプロローグをHPに全文掲載していますので
私(福永)がどういう問題意識で、何を書いているのか、よくわかるはずです。
http://www.sengoku.biz/prologue.htm

目次や事例は下記にて。今回も事例と図解が盛りだくさんです。
http://www.sengoku.biz/s-itten.htm


●本書には特別付録をつけました。
「ランチェスター式 事業戦略ワークシート」です。

当たり前のことですが、本を読んだだけでは業績はよくなりません。
自社の戦略・戦術を策定して、しぶとく実戦していかなければ
単なるお勉強となってしまいます。

このワークシートに書き込むことが、実戦を強力に推進します。

●本書読者様に
このワークシートのエクセルのフォーマットを無料でプレゼントしています。
よろしければご活用くださいませ。


全国の主な書店で既に発売されていますが
ネットなら3/26(月)本日、
アマゾンでご購入いただけるとありがたいです。
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4534042027/sengoku-22/ref=nosim 

アマゾンさんが拙著を「重点商品」としてプッシュしてくださっているから、
著者としても恩返しをしたいからです。 
(本のトップページで推奨してくださっています。感謝)

ただし、アマゾンで本書のみを買うと1,470円のため送料(300円)
がかかってしまいます。他の本や、お好きな文房具などを購入して
調整されることをおすすめします。

アマゾンの文房具ページはこちら⇒ http://tinyurl.com/2mannk
(40円くらいから、いろいろあります。安い順に並べています。)

私の第1作「ランチェスター戦略『弱者逆転』の法則」を未読なら
もちろん、これが一番のお奨め。
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4534039107/sengoku-22/ref=nosim  


それでは失礼します。
戦略によって読者さまのビジネスがよりよくなりますように。


追伸

本のブログ立ち上げました。感想などお気軽にコメントくださいね。
http://www.sengoku-blog.biz/mt-cgi/archives/2007/03/post_100.html 

ランチェスター専門研究コース 4/20開講(ランチェスター協会主催)
http://www.sengoku.biz/semi_07_04_20.htm


posted by 経営し隊 at 12:00 | 会社経営

トヨタ2位に

アメリカの経済誌「フォーチュン」は、2007年版「世界で最も賞賛される企業」の番付けを発表した。

トヨタ自動車は前年に続き2位だった。
来年は1位になるかもしれない。その可能性は高い。

1.GE
2.トヨタ
3.P&G
4.J&J
5.アップル

23.ホンダ
28.豊田自動織機
41.ソニー

50位以内に、アメリカ35社、日本5社で日本は2番目に多かった。

28位の豊田自動織機は日本ではあまり目立たないと思われるが、トヨタの前身でしっかりと経営されていたんだね。

がんばれ日本企業!!
posted by 経営し隊 at 15:17 | 会社経営

本日はPRです。

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最後まで読んでもらえるとうれしいです。


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その点だけ、何卒ご了承下さい。

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posted by 経営し隊 at 18:45 | 会社経営

期待される人材像

必要とされる人材像は何か?
会社の規模、特性によっても違うでしょうが、これからの時代が求める人材像にはいつかの特徴に絞られると思います。

1.自己の意見をしっかり持って、自己主張ができる人。

2.自己啓発の習慣が身についている人。

3.状況変化、環境変化に適応力(応用力)があること。

4.自分の役割を認識し、責任を自覚している人。

5.自分の力を組織に活かし、組織の力を自分の力に出来る人。

6.新しい未知の分野に対する開拓心と挑戦心がある人。

7.会社の理念・方針に、最適最善の判断ができる人。

8.自主的・自発的に取り組む姿勢を持つ人。

   ((株)エルシーアール小冊子より)
posted by 経営し隊 at 08:00 | 会社経営

会社の年齢

会社も人間と同じく年相応の課題があります。

創業期の5年

・仕事づくり

・いかに安定した収入を作り出すか試行錯誤し、商品開発・事業開発の時です。

・いろいろ試して失敗を重ねながら実績やノウハウが残ります。

・創業期は産みの苦しみの時代です。

組織つくりの5年

・成長期に入る時期です。

・社員の人づくりが社長の仕事になってきます。

・組織の形ができて人づくりの育成基盤ができてくると、会社として効果が出てきます。

後継者づくり

・事業継承がうまくいかないと会社は存続しません。

・後継者が会社の創業時からの思いを引き継いで、新たな展開をすることで会社はさらに飛躍します。

・経営者の仕事は後継者づくりに重点が絞られてきます。

いかかでしたでしょうか?

会社の年齢、経営者の年齢によって、重点課題が変わります。
文章にしていかないとその時その時の経営命題が分からなくなりますので、毎年経営指針書を作成する必要があります。

会社が大きい小さいにかかわらず、経営指針書は大切です。
posted by 経営し隊 at 16:26 | 会社経営

トヨタ自動車張富士夫氏の講演

「しもつけ21フォーラム12月例会」にワイフと共に参加。

講師は、トヨタ自動車(株)取締役副会長 張 富士夫氏。
テーマ:「トヨタのグローバル戦略とひとづくり」
場所:栃木県総合文化センターサブホール
懇親パーティー:宇都宮東武ホテルグランデ6階


いや〜さすがにトヨタはすごい!
その生産規模724万台、総従業員数27万人

規模もすごいが、戦後60年間の変化への対応がすごい。

私の事務所は超零細企業で、トヨタは世界の超大企業だが、学ぶところは数
多い。

1.改善

 あの大企業のトヨタが、毎日「改善」のミーティングを積み重ねている。その結果、より効率のよい生産体制が生まれてくる。
 英語で改善に近い言葉は、「インプルーブメント」。これはまとまった改 良のことで毎日の改善には当てはまらない。そこで、「カイゼン」を世界共通語にしてしまった。

 零細企業だって毎日「カイゼン」の必要があると思う。

2.同じ品質のものを作る努力

 国内生産380万台、海外生産357万台。初めて海外生産に踏み切った米国ケンタッキー工場でカムリを生産することになった。日本でも生産している車種で、同じ品質のものができるかアメリカの販売店が不安だったそうだ。しかし米国人を訓練して、日本と同等の品質の車を生産することに成功した。米国で「J・Dパワー賞」を連続受賞した。「企業の価値 観の共有」に成功した結果だ。

 同じ日本人が働いている職場で「企業の価値観の共有」ができなくてどうする。

3.なぜだ Why? を5回繰り返せ

 なぜ、なぜ、なぜ・・を5回掘り 下げていくと、真因にたどりつく。 これを繰り返していると、ものの本質が見えるようになる。5W

 1回のなぜですましてしまっていることが多いな〜

4.見たか? Did you see it?

 自分の目で見ることが、ものづくりの原則。部下の話だけ聞いて上司に 報告すると、すごく怒られるそうだ。困難にぶつかったら、自分で見てWhyを5回繰り返すこと。

5.人が育つ企業の土壌が大切

 トヨタは輸出摩擦が激しくなった1988年ごろより海外生産を強めていった。海外の工場で現地の人を従業員として働いてもらうのに、大切なものがわかってきた。企業の目標、明確な仕事の内容、ニーズ、緊張感。

 海外に技術部、デザインセンターもつくる。権限委譲のための人材育成が急務だった。

 上記の結果、技術・販売・生産・調達の4分野が一体化してきた。


  トヨタの基本理念


  ○人間性尊重・・・リスペクト(尊重)、チームワーク

  ○知恵と改善・・・チャレンジ、カイゼン、ゲンチゲンブツ

 以前、NHK「プロジェクトX」でトヨタが取り上げられたことがある。
戦後の混乱期、国産車をどうしても作るという使命感で社運をかけた開発を始めた。戦後60年で、GMを抜いて世界一の自動車会社になった。

社歴に感動を感じる会社は、やっぱり成長するものです。 
posted by 経営し隊 at 10:04 | 会社経営

ビール瓶はすぐれたリサイクル商品

仕事が一段落したので、机廻りの整理整頓を始めた。
設計が始まると資料を机の廻りに並べておくのでカタログ
の山がいくつもできる。
新製品のカタログが宅急便で毎日届くので、これも山になる。
掃除機もかけられない。
一段落したときが大掃除の日になる。

去年、しもつけフォーラム21でキリンビールの社長さんの
講演を聞いたときの資料がでてきた。おもしろいことがたく
さん書いてある。

以下資料から・・・・・

・1本のビールびんの平均寿命は8年。 〜結構長い。

・平均24回工場とお客さまとの間を行き来する。

・ビールびんのリサイクル率はほぼ100%。 〜長い歴史だ

・キリンビールの発祥は明治18年頃、長崎のグラバー邸で有
 名なT.B.グラバー達が発起人でジャパン・ブルワリー社を設立。 

・一人当たりのビール消費量国別ランキング
 1.チェコ    158L
 2.アイルランド 145L
 3.ドイツ    121L
 4.オーストリア 108L
 5.イギリス   100L
 6.デンマーク   97L
 7.ベルギー    96L
 8.スロバキア   93L

 25.日本     54L

おもしろい歴史・・・・

・紀元前18世紀バビロニアの「ハムラビ法典」にはビールに関する法律が細かく記されていた。
 「尼僧がビール酒場に立ち寄ると火あぶり」〜日本は縄文時代
 「酒場の女がビールの量をごまかすと水の中に投げ込まれる」

・ヨーロッパの修道院ではビール作りが盛んに行われ、技術や品質はかなり高かった。

料理に・・・・・
 
・肉料理に・・・肉をビールに漬け込むと肉が軟らかくなる。

・煮込み料理に・・・日本酒の替わりになる。

・揚げ物の衣に・・・水とビール3:1で衣を作るとカラッとあがり臭みもとれて味が格段に良くなる。

・漬け物に・・・塩+ビールに野菜果物を一晩漬ければ浅漬けができる。  

posted by 経営し隊 at 08:53 | 会社経営

TKC社長の話




テーマ:「父から学んだこと」
講師 :(株)TKC 飯塚 真玄社長
場所 :ウェルサンピア栃木(鹿沼市)

前社長飯塚毅氏のかいつまんだ歴史

・講演者の父である前社長飯塚毅氏は、昭和21年に鹿沼市で飯塚毅会計事務所を開業。

・昭和38年45才の時に、有名な「飯塚事件」勃発。
 国税庁の指導に反論し、勝ってしまったために恨みをかい、脱税容疑で調査員5000人を投入される。裁判が始まり国会でも取り上げられる。

・(株)TKCを設立。

・昭和45年52才 裁判結審、国を相手に完全勝訴。国税庁長官依願免官。

・昭和46年53才 TKC全国会を結成。

・昭和62年63才 TKC 2部上場。

・平成16年86才 永眠。


会計上の飯塚氏の主張が国税庁に勝ってしまったために、国から潰しにかかられてしまったのだ。そこに立ち向かう姿を描いた高杉良の小説「不撓不 屈」を5年前プレジデントに連載されていた時は、感動をもって読んだもんだ。

かいつまんだ内容

TKCの経営理念・・・ 「自利利他」 

・「自利利他」は、天台宗の伝教大師の講話の中に出てくる。

・利他を以て即ち自利となす。

・もっとわかりやすく言うと、他人の喜びを我が喜びとする こと。

・マイクロソフト社のスティーブ・A・パルマーCEOが来日講演したときに、会談で自利利他を話をすると、深く感銘し、マイクロ・ソフト社のミッションステートメントに自利利他を加えた。

 ”Your Potential、Our Passion”


私の感想

「お客様の喜びを我が喜びとする」

これを会社の経営理念に掲げることの大切さを、去年の経営フォーラムで日本ガードサービス(株)の市川善彦社長の講演で聴いた。

同じことを飯塚社長から聞いて、その大切さをあらためて感じた。

当社の経営理念にも入れさせてもらおう。
posted by 経営し隊 at 12:30 | 会社経営

市川善彦氏の講演聞いてきました

 私が所属する、中小企業家同友会の年に1回の経営フォーラムがありました。

第2部で、日本ガード・サービス(株)市川善彦社長の講演がありました。

一部上場企業の社長です。

私はそれまで市川社長を知りませんでした。

不遇な少年時代を過ごし、若くして会社を興し、父の借金6000万(今の1億円)を背負い、現在は無借金経営で自己資本比率95%の超優良企業に育て上げた。奇跡のよう!

講演を聞いて、私は驚いた!驚嘆した!あまりのユニークさに。

市川善彦社長のブログを見てください。
起業家、経営者に大変多くの気づきをもらえます。

懇親会の時も本にサインをもらい、質問もできた。

私流に要約すると・・・・

  人間素直で、明るければ、福がむこうからやってくる。
 
  人間 アホ〜〜〜〜〜になれ。そうすれば事業に成功する。

  市川社長の社員は、社長は講演で百数十日も留守だし、アホ〜〜〜〜
  をやっているので、自分がしっかりしなければならないと、一生懸命仕事をする。

  ものすごく仕事はあるわ儲かるわの会社だが、営業活動は一切しない。
  (信じられる?だけど、話を聞くと納得!)

ま〜驚いた。私の持っている会社経営の概念を、根底から覆すぐらい すごい話だった。あと2.3日咀嚼して考えないと、頭の中がまとまらん!!!

市川社長のブログと過去ログを見てください。驚かないでください。決してあやしい人ではありません。 
posted by 経営し隊 at 08:45 | 会社経営
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